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さとう衣料店のブログです。

生豆を洗うから、あらいぐまコーヒー。

 

2026年春の実験!

コーヒー豆を洗ったら美味しいのか。

 

コーヒーの生豆を洗うお店があることは知っておりましたし、動画でもみておりました。

生豆の汚れを洗うということは、お米を研ぐ日本人ですので心境的にも理解しやすいことではあります。

 

前提として、コーヒーの焙煎が料理であると称する話には耳をふさぎます。

本物の料理人に笑われますし、そもそもコーヒーの焙煎は純粋に熱反応を求める作業でしょう。

 

そのうえで、実は数年前にも、コーヒー生豆洗いに挑戦したことがあるのですが、とにかく時間が合わない!

その時は、恥ずかしくもったいないことですが、修行時以来はじめて数十キロのコーヒーを捨てました。

こりゃだめだとあきらめていたのですが、妻が焙煎について突然ひらめきまして(本気で企業秘密です)、昨日試してみたところ、案の定時間が合いそうな焙煎ができました。

 

ガス圧の調整はまだ必要ですが、とにかく「生豆を洗って、まともな時間で焙煎したコーヒー」はやればできそうです。

同時に、コーヒー屋さんが洗わない理由もわかった気がします。

 

ところで、コーヒーとはそこまでの潔癖性を求めるものなのでしょうか。

 

たとえば、オーガニックな生豆だといっても、世界的取引量のコーヒーがいったいどこまで厳密な管理をされているか。

認証マークを信じることは、お金だけ出せばマークが取れる賞を信じるようなもの、いい歳こいて騙されるわけにはいきません。

そもそも、原料を洗ってハンドピッキングしなければ飲めたもんじゃないなんて、なかなか大変な飲み物です。

潔癖な方は、コーヒーよりももっとおすすめの飲むべきものがあるのではないでしょうか。

そのことをふまえつつも、実験してお客様と情報を共有して、いつか販売できるものを目指してみます。

 

妻、「これもいい。これがいいかも」。

父、「すっきりしすぎている」。

コーヒーは気楽に楽しくいただきましょう。

春ですし、せっかくですので実験を続けてみます。

 

 

 

生豆洗いました!あらいぐまコーヒー

 

遠い国から長い旅を経て日本に到着するコーヒーの生豆。

それらの汚れを洗うという行為は、お米を研ぐ日本人としては理解しやすいことである。

まあそうかもしれません。

 

生豆を洗い、理論に則して時間と温度を大切に焙煎するコーヒー。

もしもそのコーヒーが美味しいものだったら、お客様に喜んでいただける可能性が広がるのではないか。

そもそも、頑なに生豆を洗わない理由はあるのか。

コーヒー焙煎屋としてのそのような思いから、2026年の春より検証をはじめました。

 

できるなら無農薬や減農薬の野菜を選びたい。

例えるなら、そんな感じのコーヒーでしょうか。

毎回1〜2バッチほどの焙煎になりますので、銘柄や焙煎度がその都度変わります。

ご興味ありましたらお試しください。

 

 

【製法の手順】

1.コーヒーの生豆を水(お湯)で洗い、1日ぐらい乾燥させます。

2.洗った豆を、通常の豆と同様に、理論に則した時間と温度による焙煎を行います。

3.あらいぐまコーヒーという茶目っ気たっぷりのシールを貼って販売します。

 

【感じられると信じたい特徴】

・水の力でカフェインを除去したデカフェの、すっきりとした感じに通じるものがあると思います。

・フレーバーがわかりやすくなる心持ちがいたします。

・濃い麦茶と表現する方もいるくらい、香ばしさが軽やかになる気がします。

 

【おすすめのお客様】

・コーヒー豆に付着している現地の水やホコリを洗い流したコーヒーを飲みたい方。

・洗ったコーヒー豆というだけでなんだか気分が良くなる方。

 

【店主の考察】

・洗うことにより豆の内部の水分量が変化しているということは、通常の豆を焙煎した場合と比べて、時間にともなう風味成分の生成が変わると予想しています。

たとえば、同じ温度に到達した豆をそれぞれ比較しても、感じる味わいが異なりますが、これは生豆の表面に付着した汚れ等の不純物に由来するものというよりは、焙煎時に生成される成分によるものが多いと感じております。

言うまでもなく科学的な検証を外部に依頼したわけでなく、あくまで官能表現ですので、悪しからずご了承ください。

・コーヒーが飲めなかった方もこれなら飲めるという話がありますが、そもそも嗜好品ですので、無理して飲む必要はないと思います。

・1日経過したコーヒーも劣化することなく保存も効くという話がありますが、早めに飲んだほうがよろしいと思います。