アパレル業界のチェックは、ayaneの素材でリラックスしながら。
先日、BSの某番組のアパレル業界特集、百貨店での販売を中心に成長してきた老舗ブランドと、ファストファッションのブランドに密着した番組をみました。
印象的だったのは、老舗ブランドが「素材」志向の企画開発だったのに対して、ファストファッションブランドは、店頭販売員の声を拾いながらの「デザイン」「パターン」を大切にした商品化をする様子を紹介していることでした。
素材が良いことは大前提で、何も「某メゾンにも使用された素材」や「悪天候でも安心」などという特殊な材質でなくても十分なので、普通な感覚で判断できる上質な素材に、現在の潮流を感じるパターンを乗せて、少しのデザインをあしらって欲しいと、日頃から願っている小売店としては、番組制作の演出とはいえ、あまりに対極なアパレル会社の姿が、大変興味深いものでした。
リラックス素材と上質さと少しのデザイン、ayane。
ayane アシメトリーTシャツ。
さらりとした心地よい素材。
アシメトリーのシルエットとかわいいロゴがアクセントです。
ayane 7分丈ワイドパンツ。
レーヨン混のしっとりサラリ素材。
心地よさと素敵なシルエットがおすすめです。
老舗ブランドの満を持した新商品に、「いくら素材が高品質でも、厚地の化繊ニットを7月に投入するのは暑くて売れない」と販売スタッフからクレーム、そりゃ当たり前だと思いました。
幾度も修正を重ねるファストファッションブランドの、これはもはやファストファッションと言えないとではと思うくらい時間と手間をかけて開発される様子に、これは売れるだろうと感じました。
地方の小売店のあり方も含めて、いろいろ考えさせられる内容でした。