兄弟船出港!とんかつ&コーヒースタンドSUEKI。
2021年11月30日大安。
盛岡月ヶ丘に「とんかつ&コーヒースタンドSUEKI」さんがオープン!
弊店のコーヒー豆へのご用命について、ご連絡いただいたのは10月初旬ごろ。
数あるお店さんの中からなぜうちにと思いましたが、店頭や通販で何度かお買い上げいただいたことがあるということで、これはありがたい話だとおふたりを宮古にお迎えしました。
SUEKIとは。
スエキとは、祖父の名前なんです。
店名の由来を聞いた瞬間、おじいさんっ子だった私は、また「親孝行」がモットーの弊店としては、感動しました。
なんて素敵なことをするんだと感激して、弊店にお声をかけていただいたことに感謝しました。
とんかつとコーヒーを一緒に出す店をやる、しかもおじいさんの名前を店名にされる、おまけの果てには目の前の若い好青年ふたりがうちのコーヒー豆を使ってくれるだなんて、これ以上の光栄なことがあるでしょうか。
とんかつとコーヒー。
とんかつ担当の兄さんは、盛岡のとんかつの老舗「むら八」さんで修行されたとのこと。
はっきり申し上げて、岩手のコーヒー業界を見渡しても、うちほどとんかつを愛している自家焙煎店はないと自負しております。
家族で盛岡に日帰りで行けば、父の号令でおおよそとんかつであり、家の夕餉では、とんかつとワインの組み合わせによりたんぱく質を摂取して健康増進を図らんとする家族の営む店ですので、SUEKIさんのコーヒーを担当させていただくにはうってつけであり、もはや弊店しかないと考えております。
とにかく、「とんかつとコーヒー」だなんて、すごいコンセプト。
コーヒー部門担当されるのは弟さん。
京都のカフェで経験を積んだとのことで味への指摘もするどく、ブレンド比率を変えて、また焙煎度を調整して、意見を交わしながらオリジナルブレンドを作りました。
先日、開店準備中にお邪魔して抽出作業を拝見しましたが、コーヒーオイルを感じられるようにと「茶こし」を使用しての抽出方法に、弊店でのロースティングプランが合うものと確信してきました。
弊店としてできること、やるべきことは、上質な生豆を仕入れて、適正な焙煎をして、SUEKIさんの提供のペースに合わせて鮮度の良い状態の豆を、「多めに」送ること。
ご縁に感謝して、少しでもお役に立てられるようにと誓いを新たにしました。
彼らの笑顔に通うお客様が目に浮かびます。
焙煎の先生が、「共感できるお店への卸取引は、お金の面以外での付加価値で勝負できるから楽しい」と言ってました。
言うまでもなく、服は、共感というものを見える化したような商材ですので、心からうなずけるものがあります。
おじいさんの名前を店名にする、そんなお店が今度盛岡に出来るんです、と弊店のお得意様に教えたら、「私も祖父の名前をナンバーにしてますよ」と、駐車場のお車を指さしてくれました。
やっぱり、共感!
ありがたいことに、これまで多くの共感をいただけるお客様に支えられてきた者として、SUEKIさんのコーヒーをしっかり焙煎してまいります。
SUEKIさん、開店おめでとうございます。
頑張りますのでよろしくお願いいたします。