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さとう衣料店のブログです。

冬の宮古市にひろがるグループホームすまいるブレンドのかほり。

 

コーヒーと笑いの会2023。

介護老人保健施設ほほえみの里グループホームすまいるさんにて。

 

コーヒーの香りで施設内をいっぱいにしてあげたい!

そんなご依頼をいただいたのは、弊店代表である妻とSNS担当の私、つまり夫婦ふたりのかつての勤務先としてお世話になった「老人保健施設ほほえみの里」さん。

日頃から「ほほえみあふれるコーヒー」をモットーとして運営している以上(いつから?)、必ず訪問しなければならないということでお邪魔してきました。

 

Uさん、変わりませんね!若い!

まずは職員さんにあたたかく迎えていたきながら再会を喜びあい、コーヒー作りの準備に取り掛かりました。

出発前ぎりぎりの時間に挽いたコーヒーの袋をハサミで切った瞬間に施設内にひろがるのは、コーヒーの香りと、これまで日本を支えてくれた皆様への感謝の想い。

さすがの私も冗談ひとつ言う余裕もなく、マンデリン、山河、夢見るエチオピアを、最高の抽出メソッドでお届けできるように準備しました。(冗談です)

 

 

 

うんいいね、普通だね。

自然豊かな岩手の地で慈悲深い食材に触れてきたであろう皆様に、普通のコーヒーと言われることがいかに誇らしくかつコーヒー屋として自信をいただけることか。

おすすめしたおかわりに、最高、幸せ、と言っていただいた瞬間に、「じわじわ美味しさ伝わるコーヒー」をモットーとしている(モットーが多い)店として、5年目にして初めて自信をいただけたような心持ちがいたしました。

 

感謝と感激を胸に帰ろうとしたら、何故か目の前にはS.ヤイリのギターが!そのまま管理者リミさんのピアノ伴奏に合わせて、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」を一緒に歌ってしまう空気になってしまいました。

 

いつ終わるんだ。歌いづらい。

そんな利用者様から発せられる愛しい空気を抱きしめながら、楽しく過ごすコーヒー後のひととき。またの訪問と、ボツになった「東京ブギウギ」の練習を約束して帰ってきました。

 

コロナでなかなか現実にならなかったこのような企画。お声がけいただいてかたちにしてくれたほほえみの里さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

利用者のみなさま、担当職員の方々、本当にありがとうございました。

 

美味しいコーヒーとは。

というよりも、コーヒーが美味しいということは何のか。

今日もしっかりと勉強させていただきました。

またお邪魔できるようにしっかりと運営してまいります。