盛岡の町並みと快晴堂。
朝刊より、盛岡の伊藤さんという方の投稿。
新築マンション建設に揺れる盛岡の町並みについてのものでした。
マンション販売のチラシの岩手山の写真の取り違えの騒動は、悪意やワザとでなく知識レベルが低いだけ。
東京で暮らす経験をしてみれば、故郷である東北や盛岡は、私たちが思うほど知られていないことを感じるものだ。
マンション建設が「街の景観破壊」というなら、すでに盛岡の景観は破壊しつくされているのではないか。
盛岡に町並みはあるが、街並みではない。
町並みは人の営みが作るもの、新しいマンションの住民たちも盛岡のにぎわいに参加してくれるだろう。
おおよそこんな感じです。
感動しました。
一度離れてみると故郷の良さや大変さを改めて感じるとともに、故郷(時にそれは自分自身でもある)がどのように見られているかを感じることができるでしょう。
そういった経験のある人は、つまり己を知る者は、たとえ世界2位なるものに選ばれても、にわかお祭り音頭に興じることもなく、だまされることもなく、故郷の街並みを守ることの大切さを胸に暮らすのではないでしょうか。
盛岡がお金をつぎ込むべきだったことは、世界2位だ!とうかれた観光客対策でなく、郷土愛にあふれた人物を育むための教育でした。
宮古市はもちろん他の市町村も、岩手県人として大切にしたいところです。
盛岡の町を歩く、快晴堂。
スコットランドの伝統的なチェック柄ですが、格子になる糸の帯の色や並べ方は快晴堂のオリジナル生地。
身幅もゆったり暑い夏も涼しく過ごせそうです!
快晴堂オリジナルのタータンチェック。
伝統的な織り機で織り上げた生地はふわっとした風合いです。
きれいなシルエットでさっぱりとした着心地です。
今年の新色はグリーンタータン!
盛岡が世界2位?
何度も言ってますが、冗談じゃありません。
岩手山を眺め、鮭が浮上する川が市内を流れる盛岡は、私にとってもワンノブ世界第1位です。