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さとう衣料店のブログです。

宮古市は破綻しないのか。

 

見た?読んだ?

さとう衣料店特命捜査員であるお客様から寄せられた情報を確認するために、出勤前に図書館へ向かいました。

 

復興インフラ、40年で計4,000億円の維持管理費

人口減 財政難に拍車

(3月5日読売新聞)

 

震災後に次々と建設された災害公営住宅や公民館などの維持管理費が、40年で4,000億円!

新聞記者もよせばいいのに計算したのでしょう、その額なんと年平均101億円!

うそでしょー

たとえば、宮古市新庁舎の維持管理費は、以前の3.4倍の1億5,000万円超えとのこと。

総工費が109億円ですので、わかりやすくすると3,000万円の新築の家を建てたら、毎年30万円の管理費がかかる感じでしょうか。

そのほか、海岸保全施設に8,200万円、フェリーが来ないフェリーターミナルに760万円…。

なんだか楽しくなってきました。

 

市長さんへ。

宮古市についての新聞記事のタイトルに「限界」という文字を選ばせてしまっていいのでしょうか。

未来への構想というものがありませんでしたね。

 

「本来であれば将来を見据えた議論が必要だったが、国から迅速な復旧を求められ、被災者のためにも早くまちを再生させないといけなかった」とは市の幹部。

国だの被災者だのと言い訳がましく責任を転嫁して、市の財政を超えた負担を次世代に遺す。

国のせいにしておきながら、助けてくださいと国に陳情するのでしょう。

市議会議員なるものは市の運営に関して全くの役にも立たなかったという事実は覚えておきたいところ。

そのような性根の人間は、まとめて「震災遺構人間編」に認定してはいかがでしょうか。

 

 

 

記事から20日、おそらく相当な数の批判の声が市に届いていることでしょう。

このような現実を目の当たりにした市民からの視線を感じながら、日々の業務に勤めなければならない市の職員さんもかわいそうです。

(市民の声なんかいちいち気にせず、楽しく昼飯食べて、送別会で盛り上がってください)

 

田老地区に「災害資料伝承館」なる、一度行ったら二度と行かないし市民の分断を生むからよせばいいのにと何度も言っている、新しい建物が出来るはずです。

オープンをどのように伝えるのか、新聞各紙を注目してみたいとなんだか楽しみになってきました。

 

宮古市長の選挙を応援していた同世代の方を知っています。

彼らのお子さんは、何も無い借金しかないと呪文のように唱える大人たちを真似て成長して、結局はどこかに出ていくことになるのではないでしょうか。

何も無いと飛び出した街で、いったい何を見つけることができるというのでしょうか。

(歌詞みたくなってすみません)

 

やりやがったな

特命捜査員兼お得意様の声の余韻が残る店内。

宮古の暮らしを楽しみたい私が20円もかけてコピーした新聞記事は、店に貼ってあります。