あの～、
なんとも事務所っぽいサッシを木製に変えて
建具を入れてください。

という要求は、
復興に向けた工事で超～忙しい大工さんにはなかなか言えず、
そういっても、こちらにも希望はあるわけで、
誰かいないかな～と悩んでいましたが、
自宅工事でお世話になったことがある、
豊田木材のセキシロさんに相談したところ、
「まあ、なんとかなるでしょう」という頼もしいお言葉。

こちらは素人なんだから、
定石通りの施工などにとらわれずに
希望に向かってまっしぐらしてくれる大工さんは
特に地方では、本当にありがたいものです。

話をしていたら、音楽好きなセキシロさん。
中指を追憶のかなたに“飛ばす”までは
ギター弾きだったようで、
休みにも関わらずバイクで現場工事に来てくれた
セキシロさんの技術を
唖然として見学していました。
素人でもわかるとても難しい工事。
すごいなぁ。

ご自身の貴重なお休みの日にもかかわらず
朝から日暮れまで工事してくれたセキシロさん。
ちなみに、2日間でこんな工事はなかなかできないとのこと、
（もうこりごりだというニュアンス…）
なんとか開店できそうです。
本当にありがとうざいます！！！

塗りのプロ来る！

昨日までの義弟ダイスケくんに続き、
なんと塗装業の“モノホン”である
妻の従弟のリュウくんが参戦！！

そのコワモテのルックスと礼儀正しい性格と几帳面な仕事ぶりという、
「現代の正しい若者」が手伝ってくれました。
まったくもっての本格的な下処理をしてくれた二人。
こんなにしてくれて、俺は明日からどうすりゃいいの？
素人まるだしの塗装になってもいいの？
リュウくん、僕頑張ります！

薪ストーブに憧れるだの
真木よう子はとても好きだの
言っていた私ですが、
やはり困ったときは、“まぎ（縁故関係）”の力に頼るしかありません。
ダイスケくん＆リュウくんが来てくれなかったら、
どうなったのでしょうか。
怖ぃ～！

今日もお得意様がたくさん寄ってくれました。
なによりの励ましでございます。
明日も頑張ります！

追伸
今日武蔵丸さんに出会いました。
（実は小錦さんや氣志團さんも宮古にいらしたようです）

親方～！と気安く呼んでご満悦でいたら、
そのあと、
武蔵丸より三回りぐらい小さい山本宮古市長が。
「おー！どうだった！？今どこにいるの？」
と明らかに私のことを、誰かと勘違いしている模様。
いやいや違いますよ、と説明する妻に
あらー？ごめんねーと去って行った市長。
あの時食されていた、
出店で買ったと思しき串ものは何だったんでしょうか。
私を村上弘明と見間違えたんでしょうか。
そんなあたなのことが結構好きです。

宮古市は、大船渡や大槌などに比べると、
市街地への被害が少なかっただけで、
決して復興が進んでいるわけではないことを
忘れたくないものです。
今一番急がれているのは、
モアベターな選択と、スピードでしょうか。
宮古のこと、
できれば鍬ヶ崎のことも
ぐんぐん引っ張って行ってください。

できればうちから
アルボマレーのポロシャツでも買ってくださいね。