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さとう衣料店のブログです。

那須~三鷹 軽バスが走る旅!

店の準備にと、東京方面へ。

20日から被災者なら高速料金が無料になると聞いて
それなら参りましょうと、
日帰り温泉&車中泊コースで東京に向かう。

北上のパルで
父の日のプレゼントにと「トミカ」を買って、
瀬見温泉に入って高速に乗ろうとしたら、
「だめだよ~、無料は明日からだぁよ!」と料金所のおじさん。
途中車中泊して、20日に東京で降りるんだと説明してもだめ。
いよいよ料金所の所長さんが来て、調べてくれたところ、
“たぶん”大丈夫だろう…とのこと。
たぶんって?
それなら、もしも何かあったら、電話するから説明してくださいねと頼んでも、
いや、それは確約できない…としぶられ約30分。
久しぶりに、怒りました。

いろんなケースを想定(シュミレーション)せず、
説明できるまで勉強しようとしないまったり感。
おまけに責任を取ろうとしない姿勢。
この方々の世代のツケを払わなければならない世代に暮らしているとしたら
かなり頭にきますね。
原発事故は、そんな彼らの歩んできた時代の象徴でしょう。

あら~、家流されたの?ゆっくりしていってね~!
北上のICで出会った、
おかしなおじさん3人組と同世代であろう(こうも違うか)
那須ICの料金所のおじさんにあたたかく迎えられ、
那須高原の温泉とカフェを堪能。
チーズケーキの試食を行ったり来たりして、
5cmは食べただろう。

初めてのshozoカフェさん。
さすがに素敵です。
地方のこんな街(失礼)、ちらほら現れる雰囲気のお店。
“素材”としての建物が残っている通りは、
宮古では鍬ヶ崎しかなかったなぁと、改めて思いました。
とても残念です。

コーヒーもシフォンケーキもうまかった。
便所で、昔から気になっていたドアノブに出会って、
もっと早く来れば良かったと後悔。
さあ、三鷹の兄の家にgo!

モンステラ柄の皿に~
クレイジーケンバンドのCDも流されたね

首都高を抜けて中央道に入ると、少しだけ緊張感が解ける。
やはり東京は暑い。
姪っ子の“かえでちゃん”に初めてご挨拶。

次の日は、深大寺に。

植物園を歩いて、ラバウルに出征した祖父を想う。
南方の密林を連想させる、むっと暑いハウス内。
そういや、うちの庭が鬱蒼としているわけだ。
せんべい食って、団子食って、
夜は吉祥寺に。
いろんなお店が増えました。
流れたJBLの中古を危うく買いそうになったり、
眼鏡屋さんで、浄土ヶ浜の話で盛り上がったり。
もちろん、いせやへ…と思ったが、
乳飲み子には情操教育上問題ありそうなので、
手羽先屋さんで、兄夫婦と飲む。

津波後も、東京は相変わらず素敵な街。
とんぼ帰りの旅でしたが、
いろいろ収穫がありました。
夏に遊びに来てね~と、兄夫婦と姪っ子にさようなら。
元気をもらって帰りました。

店用にと買ったあらゆるモノで、軽バスのタイヤはぺったんこ。
荷台の3分の2を占領されて、
しかも途中からの雨で、
車中泊もかなりの無理やりモード。
疲れた。
もう寝ます。