台風到来で、どうなることかと心配していた今回の展示会。

午後着の新幹線、
車窓からは、曇りの東京が見えてひと安心でした。
震災後初めての展示会。

まづは、中目黒tumuguさん。
いつにも増してパワフルなコレクション。
どこかプリミティブな素材の選定と、野暮さ皆無のかわいいデザイン。
とても素敵で、売れそう。
担当Yさんに、ipodセレクションを作ってもらうことを約束する。

原宿にて、kelenさんを訪ねる。
切り札的アイテムがいくつかあるブランド。
営業Nさんには、開店までもいろいろお世話になりました。

タクシーで、gemclosetさんのマンションへ飛ばす。
モノトーンのショールームは、
どうもうちっぽくない気がするのだが、
「黒っぽけりゃ無難」的発想の“無さ”に、
またもや気に入っていただけることを確信した。

今夜の宿は、丸の内。

新規メーカーさんにお邪魔した。

思った感じの、いい感じ。
きっと気に入っていただけるのではないでしょうか？
詳しくは後日ご紹介します。

昼飯を、千駄ヶ谷のいつものお店で。
気仙沼のカツオの、なんとかサラダを食す。
赤みの刺身には、酒だ。

恵比寿、sabenaさん。
担当Oさんとがっちり握手。
1か月ぐらい探したよー！とNさん。
本当にありがたい。
服屋やってから、ずーと好きな感じ。
脱帽のブランドです。
このアウターかっこいい！と言ってくれるお客様の顔が浮かぶ。
このあたりから、店のレイアウトが気になりだす。
あの狭い店で、どうやって提案すりゃいいのか。

basqueさんへ。
心の兄貴、代表Kさんの顔を見て、なんだかほっとする。
幼いころ、三陸で暮らしたKさんと、
津波の話をしていたら、
妻がバシバシ試着していた。
かっこいいねー！
純粋に、楽しい。

さあ、帰ろう。
あのブランド、冬物すごいねー！と言いながら、
妻と顔を見合わせ大爆笑。
俺ら、業界人気取りかよー！

相変わらずの、ブランド一貫性の無さ。
テイストもクソもあったもんじゃないが、
そこを強引に提案してしまおうという店。
やはり服は楽しくて、服屋は楽しい。
せっかくご縁をいただいて、
チャンスをいただいたからには、
服屋に固執して、宮古で生きていきます。

午後10時、盛岡着。

盛岡「bar cafe the s」さんをのぞいてみた。
なんと、今日が正式な開店日だったとのこと！
なんとまぁ、タイミングのいいこと。
なんとまぁ、手ぶら感丸出しの私たちだろうか。

まずもって、すばらしい店だ。
大賑わいの店内、
マスターご夫婦の元気な顔を見ることができて、うれしい。
こんな店が宮古から無くなってしまったことは、
とてもさみしいが、
宮古を離れざるを得なかったご夫婦の無念さも、
ひしひしと伝わる。
きっと、盛岡人に愛されて繁盛していくことだろう。
なんで俺は、オレンジジュースなんだ…
盛岡の友達に（おごってもらうべき）電話しよう。

それにしても、原発。
本当に大変な局面です。

福島がこんなことになっても、
なお、まだ原発を停止しないこの国。
停止しても10年くらいは危険らしいですが…

帰りの新幹線で、本読んできましたが、
いつからこの国は、
ここまでひどい国になったのでしょうか？
はっきり言って、
ある年代から上の人間の言うことなんか、
全く聞かないことにしようかと思います。

必要だと思います！とCMで言っていた岡江久美子、
ますます嫌いです。
ついでに、やっくんも嫌いです。