田植え2015レポート。お米を1合は食べた日。
起きたらどしゃぶりの朝。
これはさすがに無理だよねと妻に聞いても
どうなるかわからない…
とりあえず出発しようと
私たちが向かったのは、
田植え2015。
到着後、まずは朝ごはん。
差し入れにと宮古魚菜市場で買った
かねふくの明太子でいただくお米の
なんとまあ、美味しいこと。
私は2杯もいただいちゃいました。
食後コーヒーを飲んで
雨がやむのをじっと待っていましたが、
義父さんの号令で
田んぼに向かいました。
協同で使用するという田植え機械ゆえに
日程がずらせないとのことで
しとしと雨模様のなか始まった田植えでしたが
私の白い飯のかっこみっぷりに
田植えの神様も感動されたのでしょう
雨もやみ
快適な田植え作業を行いました。
はじめて田植え機を運転させてもらいましたが、
曲がる止まる
スタッドレスタイヤのCMなみの
私の田植えっぷりに
ようし、そこまでやったら昼飯だ～！
と義父さんの号令が。
すでにへとへとに疲れた私は
またもや
かねふくの明太子で
私は3杯もご飯をいただいちゃいました。
義父さんの運転する田植え機へ
苗を補充する作業の合間に、
はるか見遣る
岩手県下閉伊の山なみ。
いつもパソコンばかりやっている視神経に
風に揺れる木々がやさしい。
土にまみれて
お米というものの生産をすることを手伝う。
（これが農業というものでしょうか）
とてもありがたい環境、
いや縁故関係です。
一年に一度でも
自らの体で
このように体験することがないとすれば
東北に暮らすものとして
震災後特にも感じる
オーガニック右傾化したがる風潮のなかで
（これもファッション！）
心のバランスがとれるものではないと
心底思いました。
田植え2015。
作業終了の夜は、
（こともあろうに）
一番風呂をいただいて、
お疲れさまでした。
俺は昨日、お米1合は食ったよね？に
まさか～！と妻。
ここはひとつ、
たくさん食べたことにしていただいて、
そのパワーで
営業さんのサンプルチェックを頑張りました。
わざわざ宮古まで来ていただく
営業マン。
さぞかし、1合は軽く食べるのでしょう。
そんな彼らのパワーとお知恵を拝借して
この秋の収穫期まで
なんとか乗り切りたいと思います。