キース・リチャーズさんの写真集を片手に、田老の復興をながめる。
天は二物を与えずと聞くけれども、
浅田真央さんをコーチして
なおかつ
このような
キース・リチャーズさんの写真集の訳までするのかと
感心していましたら
うちの兄貴でした。
さすがに、私は初めて見る写真ばかりで
かっこいい本。
兄貴を訪ねて
初めてイギリスヘ行った時のこと。
深夜到着便のヴァージンから降りて
スーツケースを引きずりながら
独りぽっちのたまらない心細さのなか、
ホテルを探し歩いた
ロンドンの夜のまぶしさ。
次の日、兄貴と合流して
安いイタリアンの店に通ったり
ミュージカルやレコードショップに
連れてってもらった日々。
私にとって
かけがえのない人との出会いもありました。
あれから、20年。
12月18日の今日は、
キース・リチャーズさんのお誕生日だそうですが、
お祝いは世界中のファンの方に
おまかせするとして
妻と一緒にネット検索しながら
イギリス方面へ思いを馳せようと思います。
世界情勢よ、
はやく安定してください。
出勤前に、
田老の高台移転の団地を見てきました。
山が削られ崩されて
木々が切られるのは
少し残念ですが、
造成された土地に、建築中の多くの家々が
朝日を浴びて輝いていました。
たとえば
音楽好きの方のレコード、
いったいどのくらい流されたのでしょうか。
ギター好きの宝物のギターは、
何本流されたのでしょうか。
キース・リチャーズさんファンの被災された方へ
兄貴から1冊づつ贈られる
そんな権力は無いと思うので
早めに買っていただきたいのですが、
一日でも早く
あたたかい環境で
ロック…
（キースなら「ロールはどこ行っちまんだ？」って言うだろうから）
Rock and Roll
して欲しいと願いました。