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さとう衣料店のブログです。

忘れたいけれども、台風忘備録2016。



朝6時前。
この時だけが
砂塵が飛ばない宮古の街。
愛犬チロが
ゲーっと吐いたことをうけて
これは朝に散歩してやろうと
いつもより早く起きました。

朝起きてみても
やっぱり
台風で店はしっかりと浸水した跡でした。
まあこのくらいなんて
岩泉や久慈、
妻の実家の川井などの
被害に比べたら
チロの吐瀉物なようなもの、
現在の状況も考えますと
どうぞみなさま
一刻も早く孤立状態を脱して
御無事でありますように
祈るしかできないこと
もどかしさしかありません。

弊店の状況としては、
商品は浸水に対して
準備していたために無事でした。
某知人に
次は「台風加工セールか!?」と
言われておりますが、
現在在庫は
清潔な環境で保管されておりますので、
2016年台風10号加工セールは…
行いま
せん!

今日行った作業としては
浸水した工具ボックスを洗って
ネジを洗いました。
我ながら生産性が乏しい…などと
嘆いたふりをしてみたものの
日頃から
生産性など無い生業に
恥ずかしくなって
「フロア用釘」というものを洗ったり
枯れないようにと
植物に水をやったりしておりました。

本当でしょうか
賛否両論あることは知っていた
宮古市の水門工事ですが、
工事途中のあの水門が無ければ
水が海に放出されて
市内への逆流が無かったとの意見を
方々で耳にしています。
学生時代は、河川工学や水工学というものでなく
「酒食学」のみを修めた私ですので、
水というものは
高いところから低いところへ
せまい所から広い所へ流れるものだ
それくらいの知識しかありませんが、
(詳しい方教えてください)
異常なまでに偏向した
ヘドロのまみれ方をする現実に
震災後の公共事業のあり方を
これから検証して欲しいと思います。
どうか「人災」と立証されませんように。

台風の次の日に開いていた
居酒屋さんの灯。
オー!やってんの!?
とても感動しました。
あの力強い
のれん越しの光に
元気をいただきました。
弊店も
台風なんかに負けずに
(負けは負けとして)
しつこく
営業させていただきます。

何年に一度の仮店舗営業。
今後の営業については
またご報告させていただきます。

追記2016.9.4

その筋専門の知人から
今回の災害では
水量そのものがあまりに多く
かの水門の有無ゆえの影響と
言えるようなものではないだろうとの
見解を得ました。
そうだろうね
そうでなくては困ります

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