阪神淡路大震災から26年、宮古市には雪が降ってきました。
阪神淡路大震災から17日で26年。
昨晩のテレビでは黙とうを捧げる方々の様子や復興を遂げた街並みが映し出されていました。
当時の私はテレビの無い生活のなかでの浪人生で、ラジオからの流れる被災地の様子に、「行ったことのない場所で、恐ろしいことが起きている」と震えるしかできませんでした。
2年前に、コーヒーの旅として神戸に行ってきましたが、素敵な街並みとその裏にあったであろう復興へ向かう人々の知恵や共助の心を想像して感銘を受けてきました。
(あたたかい一杯のコーヒーが多くの人々の癒しになったことでしょう)
妻とふたりで、手を合わせました。
2021年。
テレビで橋本徹さんが、「法の整備がままならない現況では、誰が舵取りしても同じだろう。とはいえ…(以下省略)」などと言ってました。
新型コロナ感染拡大の現状を前に、科学的な見地に立って対策に足並みをそろえる術も、それでもせめて…と国民に訴えることもしないような国の運営では、それまで前例の無い事柄には全く対応できないという事実を、東日本大震災の原発事故の知らせに震えた経験した私たちですので、あらためて肝に銘じておく必要があるのではないでしょうか。
日々コロナ対策にあたる医療従事者の報酬が下がり、あろうことか病院の運営そのものが厳しいとのこと。
❤アベノマスクに466億円。
学生さん、奨学金の負担に強いられるなかバイトも減り生活費もままならず、1日の食費が〇〇円…。
❤我が故郷岩手県、21年度に90億円22年度は98億円の歳入不足に陥るとの試算ですが、そんななか今でも募集されている中小企業対象の補助金(上限10万円、看板代や空気清浄機代に使用可)のチラシには、「申請はお早めに!」の文言。
「そんなに使え使えったって、必要なもの買っちゃったし、特にもう欲しいの無いもんなぁ。そもそも看板なんか変えたって景気が良くなるわけないでしょ」とは、とある社長さん。
(ちなみにもちろん弊店は活用させていただきました)
昨日の全日本卓球選手権女子シングルの石川選手には感動しました。
欧米に比べての失業率の低さや、対GDPにおいてのコロナ対策予算の高さなどについても、橋本さんは訴えておりましたが、比較論をもちだすのは、あくまでコンサル稼業もどきの常套句。
現在のわが国の狂いっぷりでは感染対策などまた夢、オリンピックは残念ながら無理だと思いますので、せめて国民のためになるまともなお金の使い方を模索していただきたいと願います。
予報通り、宮古市には雪が舞ってきました。
コロナが終息したら、GoToトラベルなどに惑わされず、自分のペースで温泉で疲れを癒したいものです。