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さとう衣料店のブログです。

寿司職人の姿に、秋の営業プランの練り直しを誓いました。

 

先日BSで放送していた「マエストロたちの晩餐会」、しびれました。

 

年齢はもちろん、職人としての考え方も異なる寿司職人の鼎談、若手(48歳と44歳?)が自らの持論を臆せず遠慮なくぶつかり合わせる姿とスタジオの緊張感に、モーリーロバートソンさんの表情がこわばる姿、とても印象的でした。

お互いへの尊敬を前提としたうえなのでしょうが、「それは私にはできない」「寿司屋としてそれは違うと思う」とさもすれば相手の在り様を否定するかのような発言に、同業者同士の関係とは本来こういったものではないのだろうかと思いました。

 

震災前、とある知り合いが「盛岡の服屋って仲良くてイベントとかで盛り上げているんですよ」と教えてくれたことがありましたが、自店のことで精一杯であった(今もですが)私としては、せいぜい営業時間後の飲み会ぐらいの付き合いが限界だと感じたことを思い出しました。

全ての自営業者の皆さんに対して尊敬と畏敬の念を抱いている私ですが、こと同業者への「切磋琢磨」や「妬み嫉み」(暗いね)への情熱は、忘れたくないとあらためて思いました。

 

 

 

帰省や旅行のお客様が多くなってきて、ああお盆だなと思っていたら、宮古市ではコロナのクラスターが発生しました。

マスク着用、手洗いとうがい、換気など、できることをしっかりとしながら店番して、秋からのプランに備えます。

お盆期間中は観光客に譲って、夏の営業終わったらお寿司を食べよう。