NEWS

さとう衣料店のブログです。

いい宿、浄土ヶ浜旅館へ。コーヒーをせっせと配達します。

 

浄土ヶ浜旅館さんにてさとう珈琲豆直売のコーヒーを取り扱っていただくことになりました。

震災前まで同じ鍬ケ崎地区でともに営業してきたお宿からのありがたいお話に、私は思わず、そっと瞼を閉じました。(何が始まるんだー!?)

 

 

寒くなってきたから、お鍋でも食いに行こうかね

祖父を連れて向かうは、あの頃の浄土ヶ浜旅館の味処「海舟」。

パワフルな出汁によるお鍋とさっくりとした天ぷらに舌鼓を打つ祖父と、切り盛りし始めたばかりのチャーミングな千春さん(現女将、もちろん今でもしっかりチャーミング!)のふたつの笑顔、忘れられません。

港に近い場所にあった小さいお宿でしたが、全国からの(海外からも)お客さんに愛されたお宿であり、何より大切な思い出として、さとう衣料店からお部屋用の布団も納めさせていただいたこともあるお宿でした。

震災後は移転して営業をされる浄土ヶ浜旅館さん、若女将さんやいいキャラのスタッフの笑顔も印象的なお宿です。

コーヒー取扱いの連絡もらったよ!とお仏壇のなかで笑う祖父に報告しました。

 

 

 

新事業「るりここ」に美味しいコーヒーを

 

宮古市魚菜市場やイベントなどでお菓子やお弁当を販売するという、浄土ヶ浜旅館さんの新事業「るりここ」。

「私の城下町」が好きだった私の祖父にちなんで命名してくれたのかと思ったら(あれはルミ子)、フランスからのお客様とのご縁に由来するとのこと、弊店のコーヒーを添えていただくことになりました。

コーヒーの可能性はもちろん、女将さんからは、これまで全国からのお客様をお迎えしてきたノウハウに基づくアイデアから、コロナ明けの観光を見据えたビジョンまで教えていただいておりますが、こちらとしても商売についてとても大切な気付きをいただいております。

 

お宿にご用命いただく、コーヒー豆屋個人店としてすべきこと。

スペシャルティコーヒーをこまめに焙煎して、さらにはスタッフさんの休憩用のコーヒーにどうぞ!と注文分よりも大盛りにして(飲みに行った時にサービスしてもらうことを期待しているわけではありません)、自己満足レベルのシールを添えて納品することしかありません。

さとう珈琲豆直売から浄土ヶ浜旅館さんへは、車で2分!歩いて6分!

美味しいコーヒーと思っていただけるように、せっせと配達することを誓います。