春へのやる気をおこす、快晴堂。
母の通院の付き添いしながらぱらぱらと読みました。
「地域おこし協力隊」は何をおこしているのか。
地域おこし協力隊は公共事業とのこと。
地域住民との軋轢の事例についてはさておき、総務省による制度のゆるさによる事業の抽象性や、地元雇用への税金活用に対する声など、いろいろと指摘されております。
合計1,560万もかけて人ひとりの移住を実現することは税金の使い方として現実的なのかという筆者の問い。
これこそが、制度への違和感の源泉だと感じました。
大好きな楡周平さん。
作品を通じて地方に提言をされておりますが、曰く「公共事業はどんなに赤字でもやめない。最後までやり続ける」とのこと。
たしかに、宮古市の水門工事はさとう衣料店を守るためとはいえ費用が70億から400億になっても辞めません。
しょうがないのであります。
そんな公共事業を、2026年までに1万人まで増やす。
本気でしょうか。
春物への気持ちをおこす、快晴堂。
ハリこし感があり軽い度詰めの天竺。
今シーズンはマリンを意識したデザインです。
快晴堂 ライトオンスデニム 裾バインダーステッチ沢山スカート
快晴堂おなじみの日本綿布のデニム生地。
6オンスの軽いデニムで軽快に!
たくさんのステッチがデニムに映えて爽やかです。
先日の岩手県政150周年のシンポジウム、達増知事と楡周平さんの対談より。
国内市場が縮小する中、可能性があるのは世界に莫大な市場がある第一次産業だと思っている。農業、漁業、畜産業で魅力ある商品を生み出していくことが重要だ、との楡さんの言葉が紹介されておりました。
そうでしょうか。
海外だ、外国人だと、国内の市場を諦めていいのでしょうか。
日本人は耕作を放棄して輸入の米を食えばいいのでしょうか。
日本人は岩手の鳥を焼き殺して輸入の鶏肉を食えばいいのでしょうか。
狂い続けてきた日本の再生のために、岩手県の一次産業を活用するべきではないのでしょうか。
日本をおこす。
日本のために、日本人のために活動してくれる、そんな地域おこし協力隊に期待したいと思います。