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さとう衣料店のブログです。

こわくびホテルの旅2013~東北人ですわたしは

秋田に行ってきました。

秋田といっても
岩手に近い温泉まではマイ・テリトリーのつもりでしたが
今回は秋田市をめぐっての
もちろん“例の場所”への旅。

あたらしい美術館に立ち寄って、
カフェやラーメン屋、
雑貨屋さんをめぐる。
初めての秋田市内。
すごく素敵、
1日じっくり過ごしたい街でした。

うまいラーメン
ただしかなり回転が悪いョ
急いでもらわなきゃこまります
なぜなら“例の場所”に行かなくちゃいけないんですから

川反通り
うなぎの煙に振り返ってしまいました
おもいきり

いろいろとめぐって
いろんなお店を拝見して、
自分や自分の店のあるべき立ち位置について
考えておりました。

素敵な街に
素敵な人たち
しかし
ここは果たして秋田なのだろうか…

この光景
このドレスに埋もれる図
どこかで見たことあるような…




へい!
こわくびホテル

義理の姉夫婦に連れてきてもらってから、3年。
連れて行かないのなら年末年始仕事しない
妻の宣誓をうけまして
震災後はじめて
やっと来ることができました。

社長さんご夫妻
会長さん
従業員さんに出迎えられて
再会を喜ぶ。
妻はさっそくドレスを選ぶ。

お女将さんおすすめのドレスで
撮影開始。
毎度のことながら「飛び道具」のような記念写真は
ここで披露できませんが、
(もちろん当店にご来店のお客さまにはこっそりお見せします!)
今回も最高の体験でした。
風呂に入って、さあ夕食タイム。

きりたんぽ

もともとは会長さんが
「奥さんに着せてあげられなかったから」と
はじめたことがきっかけの
ドレスの宿だそうです。

妻の喜ぶ顔を横目に、
ムースで前髪を撫でつけられながら
コスプレの楽しさと
社長夫妻のお人柄に
あらためて魅せられておりました。

メイクや化粧をお女将さんが行い
カメラでの撮影を社長さんが担当。
きびきびとした動きと、
ユーモアをひと盛りした会話。
すべてにお人柄がにじみ出るようなご夫婦。

そして今回、私は見逃しませんでした。
フロント付近にある、会長室の存在を!

館内に飾られている絵画(自画像!)からもわかる
ホテルを盛り立ててきた会長さんの功績。
いつも館内をプラプラ歩いているのですが、
にこにこ歩くダンディーな会長さんの社長室は
いちばんお客さんに近くて
いちばん贅沢なお部屋に見えました。
そのお部屋の様子に
社長ご夫婦が、
いかに会長を大切にしているか
そのことがうかがえて
じ~んとしてしまいました。

秋田の小中高生は、
学力調査で全国的にも高い水準だそうです。
現況や詳細についてはわかりませんが、
将来にわたる知的好奇心の裏付けには
基礎学力が必要だと思いますし、
特に最近、個人的にも痛感していました。

そんななかで触れた
こわくびホテルの社長さんご夫婦のお姿、
きびきびとしたお仕事ぶりや
親や他人様を大切にする心。
あたたかいユーモア。

曇天の冬の空のもと、
ちゃんちゃんこを着て
こたつで算数のドリルに取り組む子供と
見守る祖父母の姿。
私は思わず、そんな光景を思い浮かべてしまいました。
(我ながら、発想が古い)
実際こわくびホテルのご夫婦のお子さんはかなりのおりこうさんらしいですっけヨ

脈々と受け継がれてきたであろう
「秋田」という土地が育んできたものに
思いを馳せておりました。

すべては情報の時代、
「アク」や「エグミ」を忌として
画一的に
こぎれいになっていく潮流のなかで
やはりというか
市街地を歩いてあまり感じることのなかった
秋田の体臭みたいなもの
そんなものを感じた気がして
なんとなく
震災後からずっと重しのようにあった
東北人として生きるということに
自然な気持ちで向き合うことができました。

商人として生業をいただいてから、15年ぐらい。
秋田に行って本当に良かった。

東北人としてのありかた。

震災後ぼんやりと
なんとなくそんなことを考えられるほど
時間的余裕にめぐまれている
当店の経営状況ですが、
あらためて
ますます思いにふ
けってみようと思う
(そんなにヒマでは困るんですが)
素敵な旅でした。





継続中ですヨ!

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こわくびホテル岩手県沿岸部営業担当
さとう衣料店より

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