3.11
サンテンイチイチ
いつものように
散歩してから出勤

東日本大震災で亡くなられたみなさまのご冥福を
心よりお祈り申し上げます

取り寄せ商品をお選びいただいたお客様から
今日の営業が始まりました。
フィトネスクラブ帰りのお客様。
もうすぐ1歳というお子さんを連れた
若いご夫婦のお客様。
釜石からドライブしながらのお客様。
宮古に帰省されたお客様。
（Tさん、今夜もじっくり飲んでお帰り下さい）
おかめさんの「カニづくし定食」を食べてきたという
うらやましいお客様。
この春お息子さんが大学に進学されるというお客様。
連休を利用して小安峡温泉に行くというお客様。
閉店間際に
送別会のための服に何かないかなというお客様。

3月にはいり春めいてきた宮古市。
今日はサンテンイチイチですね…と
言葉にすることなく
しかしお互いになんとなく
今日はそういった日なんですよねと感じながら
普通に営業できる光景が
考えてみると
とても有難いことだと
あらためてお客様に教えていただいた一日でした。

時おり雪が舞う
宮古市の一日でした。
あの日
実家が流された旦那さんと
今日はゆっくりお酒を飲もうかな
今日も、なんだけどね
そう笑うお客様は
今夜、旦那さんの好きなしめサバに、
さつま揚げをグリルで焼くそうです。
あたたかそう。

阪神淡路大震災や新潟県中越地震、
此度の熊本地震など
災害の現実に思いをはせることは
東日本大震災を経た体験がなければ
できなかった
しなかったであろう情けなさを感じています。

多くのみなさんが避難生活を余儀なくされているなか、
定例であった首相記者会見を
「一定の節目を越えた」と打ち切りにするというニュースに
これはかなりヤバイと思いました。
（ヤバイの使い方についてテレビでやってました）
安倍首相は明日12日に
岩手宮古や沿岸部を訪問されるそうですが
宮古市は必ずや復興します！と
市内放送で市民を励まし続ける
宮古市の山本市長を見習って欲しいものです。
山本市長なら、
市民にもういいよと言われるまでやるはずです。
（そういや最近聞こえてこないな）

一定の節目を越えたというお墨付きの被災地の海は
今日もヤバイ感じです。
こうして生きていられることに感謝して
また明日から
宮古市で営業してまいります。

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