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まっとうなお寿司に、来年への活力をいただく。

宮古市 まとい寿司

 

写真撮るなんてことしてないで、早く食え!という視線を感じます

(柔和で優しいマスターは、そんなこと絶対に言いません)

 

忘年会ということにしましょうと、ご近所の「まとい寿司」さんへ。

お寿司と日本酒との「結婚」について、宮古市のお寿司屋さんのなかでも特に、自ら積極的に酒選びをしていると感じる日本酒のラインナップ。

普段はあまり選ばない新潟のお酒でしたが、原酒らしい重々しさとふくよかな香りで、飲みこみたくない!と思いました。

「宮古市では、〆にお寿司をつまむのもいいんですよね。」との、盛岡からのお客様の言葉を思い出しました。なるほどー!はまりそう。

店から歩いて1分のところに、飲食店の名店が何軒もある環境、感謝しております。

 

 

 

それにしても、ゴーンさんです。

まとい寿司さんのテレビ画面に映し出されておりました。

 

山崎豊子さんだったらどのように描くのか。

膨大な取材と、それに基づき描かれる欲望渦巻く人間模様、タイトルはゴーンだけに「寂寺の鐘音」あたりか、などと、読む前から興奮してきます。

今となっては叶わぬ夢ですが、ぜひとも大好きな楡周平さんの作品化に期待したい、そんなニュースです。

 

グローバルとは、このようなことをいうのでしょうか。

圧力に苦しむ下請け企業や海外の安い労働力を「人柱」として、株価の上昇と配当を命題にした大企業とそのCEOらは、そのうち売ったり引退したりする会社の存続など、気にしなくてもいいのでしょう。

将来的には、本でも出してまた大儲けをして、講演会などには田舎町の自己啓発系の人たちが目をキラキラさせてくれるものだから、まさに、グローバル様様です。

報酬が高いか安いかはおいといて、その手法は日本の風土に合わなかったのではないでしょうか。いや、そもそも違法だったか。

銀行をやめて、家業を継いだ代表(父です)が、これからは車が必須だと退職金で買ったのは、DATSUN。

私達兄弟を育ててくれたのは、丸い目のブルーバードの商用バンタイプ、色はワインレッド(バンなのに)。

日産との思い出にしみじみ、ゴーンさんに注視したいと、美味しいお寿司をいただきながら思いました。

 

 

 

ファッション業界こそ、グローバルの波から逃れるわけには行きません。

ファストファッションの盛隆の裏で、生産工場のある国では、労働者のみなさんが、非人道的な労働を強いられ、使用される化学薬剤で病気になっているそうです。

一方で、メイドインジャパンはどうなのかといえば、せっかく作った服を、すぐにセールをしたり、場合によっては捨てているケースもあったりと、いったい何やってんの?という話ばかり、品質も日本製ならば全て良し、などとは言えません。

ていねいな暮らし提案的ブランドの、ポエム調で耳触りのいい言葉の羅列も、そんな背景を思えば、結局は全くの現実味のない、真っ当さなど感じない世界に思えます。

 

 

 

甥っ子まもる、お前もグローバルなブランド着てるな

 

今は学校で「服育」というものがあるんだよ、と友人が教えてくれました。

TPOによる着こなし云々も大切かもしれませんが、着ている服や身の回りにあるものが、どのように作られているかを想像することも、情操教育によろしいのではと思いますし、乱暴な言い方をすれば、人格形成にまでも影響するのではないでしょうか。

クリスマス会を楽しく暖めてくれる服を作ってくれた人も、美味しいケーキを食べられているのかな、などと想像しながらも、肌触りの良い素材に包まれプレゼントを夢見て眠る。

そんな子供が、あおり運転をするような大人になるとは、私にはとても思えません。

「さっき国道45号線で、クソ遅い車がいたんで、あの野郎、思いきりクラクション鳴らしてビビらせてやりましたよー、ところでティージーのTシャツ、買っとくっすね」

人格には無意識に一貫性があるはずですし、「ファッションは内面のビジュアル化である」とドン小西さんも言っているくらいですから、このようなことは、やはり現実におきない事だと思います。

 

 

 

ハチドリは生きるために懸命に羽ばたくそうです。

(私も生きるためにまとい寿司さんで懸命にお寿司をつまみます)

Humming bird

年末より取り扱いを始めた、とても素晴らしい靴下です。

 

平成も終わり、新しい時代を迎えようとする年末。

地方に住んでいると、ワンテンポぐらい遅れた感じで、しかも恩恵だけが濾(こ)された感じで、グローバルの波というものを感じることが多いですが、下流のさらに下手(しもて)だとすれば、それゆえの、地方ならではの、何か新しい手法による時代の迎え方があるのではないかと思います。

とにかく、できるだけ地球に、自然に悪いことはできるだけしないように肝に銘じたいと思います。

2019年も、ほど良い旬を持ち上質な素材で作られた「ネタ」を仕入れて、多少の仕込み作業を加え(POP描き頑張ります)、店の掃除をしっかりとして、健康に留意して清潔感をもって営業することを、来年への誓いとしたいと思います。

まとい寿司さんのカウンターで、背筋を伸ばしてお寿司をいただける年になるよう目指します。