今年も残すところ、あと3日となりました。

 

2020年の初売りは、1月1日10：30からでございます。

元朝参りついでに、お立ち寄りください。

 

 

 

 

がぶがぶブレンド、とても飲みやすかった！とのお客様の声に、心の中でガッツポーズ。

ふと、「さとうさんは地元密着型のお店ですね」と言われたことを思いだしました。

 

そもそも、地元密着型以外の商売とは、どれだけあるのでしょうか。

ネット通販に海路を見出せんとするような小売業界の風潮ですが、お顔が見えないお客様のためにそろえた商材で店内はあふれ、販売手数料だけグローバル企業に搾取されるといったことを耳にします。

あれが欲しい、あんなの無いの、とお声を聴いて、お客様の顔色をうかがいながら、変化するニーズに素早く柔軟に対応するよう努め、万が一の粗相の際には、粗品をつけてお詫び申し上げる。

地元密着型こそが、私たち達零細店のできることであり、それ以外の商売を目指すことは、恐ろしくてできるものではありません。

そもそも、掃除して、窓を拭いて、体調管理にいそしんで店を開けようと頑張るのは、ご来店いただくお客様をお迎えするためであり、かつお客様でなくとも、地元住民の皆様にとっての“街路灯”になりたいと願うからこそであり、これはどんな業種のお店さんもきっと同じだと思います。

地元密着型の店ですと、胸を張っていられるのは、支えていただきご支援いただいてお客様のおかげに他なりません。

今年も一年、本当にありがとうございました。

 

 

 

コーヒーつくりも、同じような考えで行っております。

さとう珈琲豆直売の「がぶがぶブレンド」は、焙煎担当の妻と検討しながら、飲みやすいブレンドを作ろうと目指したものです。

コーヒーが好きな方には、甘さと複雑さを感じていただき、コーヒーが苦手な方でも飲みやすいと感じていただけるよう心がけたつもりで、所詮、焙煎を指導してくれた先生のやっていることの真似にすぎないのですが、実は一番、手が込んでいるブレンドです。

 

うまけりゃいいんじゃねーのかよ。

食べもの、飲みものとして、うまいかどうか。

焙煎の先生でなく、キムタクの言葉が聞こえてきました。

宮古市の暮らしの中で、海からの風を感じながら、ぶがぶ飲んでいただいて、どんどん買っていただくこと、このことが一番大切だと考えております（笑）。

 

ちなみに、私の焙煎の先生が手掛けるコーヒーは、渋谷で「うますぎる」と評判だそうですが、あのコーヒーなら、そうだろうね～妻と納得。

お正月も、貪欲に研究を続けてまいります。

 

 

 

衣料品販売についても、来年の取り組みプランも、練りに練っております。

服は、特にも弊店の販売する服は、ファッションカルチャーを映すものなどではなく、ライフスタイルを反映しながら日常を快適に、おしゃれにする“くらいのもの”だと思っています。

服装を拝見すれば、その方の暮らしぶりもおおよそ想像できるような、実はとてもまっとうな時代だと感じます。

そんな時代の服屋として、ブランドごとの来シーズンの商品資料を前に、あれはこうしよう、あれを増やそう（やめよう）と、検討していると、心の高ぶりを覚えます。

メーカーさんの血と汗のにじむようなリサーチと企画による商品を、キムタクの演技のようなライトなノリで、しっかりとご提案いたします。

 

おしゃれするにも、まずヘルシー。

健康、掃除、そして親孝行がテーマの弊店。

2020年もご愛顧賜りますようお願い申し上げます。