珈琲ノ生。ことのえ。夏にうれしいお知らせです。
美味しいコーヒーのための姉妹店として、日々情報交換しているタイマグラ「フィールドノート」さん。
この夏、焙煎を担当している生さんが、本格的にコーヒー豆の販売を開始されました。
その名も、「珈琲ノ生」。
弊店経由でフィールドノートさんに届けるのは、電話1本で神戸マツモトコーヒーさんから届く風味豊かで美味しいスペシャルティコーヒーの生豆。
生さん自ら手廻し焙煎機を使用して作業し、素敵なイラストが添えられて、早池峰のふもとのタイマグラからお客様に届けられるコーヒー。
珈琲ノ生のコーヒー、美味しくないわけがありません。
もちろん私としては、妥協なき粗探しをさせていただくつもりでおります。
コーヒーの味なんかはおいといて、生君のヘアスタイルや神楽の舞における腰の入れ方など、ひとりの男としてもはや嫉妬ともいうべき細やかな粗探し作業により、若い才能を摘む、いやバックアップさせていただきます。
なんて冗談はおいといて、香味をお楽しみいただけるよう鮮度勝負の運営を心掛けてまいります。
珈琲ノ生のコーヒー、どうぞご用命ください。
さらに!素敵な便りが!
フィールドノートさんからいただいたご縁の、秋田「ことのえ」さん。
この夏より、鹿角市役所食堂でカレーの提供を始めるとのことで、コーヒーバッグをご用命いただきました。
阿部さんとの出会いは、ご家族で経営されていた「銭川温泉」さんでした。
タイマグラ経由でお立ち寄りいただいた若い女性に、「実は温泉宿やっているんですよ」なんて教えていただいて、すぐに調べた温泉好きの私は素晴らしさを確信して、その年の秋に妻とふたりでお邪魔しました。
オンドルのたあたたかさと素敵な内風呂、美意識を感じる調度品に、慈悲深い味のお料理に口開けしてくれた秋田の地酒。
素晴らしい東北の温泉を見つけたぞ!と姉や友人にすぐメールしてリピーターになることを誓いました。
(銭川温泉さんは惜しまれながらも営業を終了されました)
小規模経営による個性的な温泉宿が無くなり、予定調和のマニュアルによるおもてなしのグローバル企業の経営による温泉ばかりになっては困ります。(まあ行きませんが)
しかしこうして、ヨガと食を通じて、東北秋田の地で健康な暮らしを提案している阿部さんの姿に、このような素敵な女性との素晴らしいご縁を運んでくれるフィールドノートさんに、ひとりの男として嫉妬しながらも(嫉妬深いね)、宮古市より愛をこめてコーヒーを送ろうと決意を新たにしました。
秋は車中泊で鹿角へ。
共感できる卸先様との仕事は楽~!とは、焙煎の師匠のお言葉。
ご自身の運営を通じて素敵なことをされて、おしゃれに素敵にコーヒーを販売してくれるお取引先様の笑顔に、この夏も元気をいただきます。